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各科の健康相談―バーチャルドクター  (保険医協会)
各種医療情報

歯科に関する豆知識 ◎◎タバコをやめよう◎◎
うちでよく出す薬です
化膿止め抗生剤-トミロン錠100mg
炎症止め,痛み止め-ボルタレン錠25mg
痛み止め-ボルタレン座薬25mg,50mg
うがい薬-ネオステリングリーン,アズレン
歯茎の炎症に-デキサルチン軟膏
歯槽膿漏に-ヒノポロン
   タバコは歯周病の最も重大な危険因子

    術者が一生懸命に歯周治療をおこなっても
    患者が徹底的にプラーク・コントロールにはげんでも
    禁煙の協力の得られない喫煙者の歯周治療で
    治癒を期待するのは、不可能なことなのです。
詳しくは、データベース検索
別の検索、薬のしおり
歯の漂白
Rapid White Pro について, Q&A
NITE ホワイト エクセルについて, Q&A
フッ素塗布
 虫歯予防には,歯ブラシなどを使って口の中を清潔に保つことと,歯そのものを強くするために,フッ素を塗ることが有効です。
フッ素の効果= 歯の表面に汚れがつきにくくする。
歯を酸に強くする。
何才位から ?= 乳歯では1〜3才頃
永久歯では6才臼歯の生え始める頃から12〜13才頃まで
基本的には歯が生えたらすぐ
何回するの ?= 年2〜3回がいいでしょう。
注意すること= 30分ほど物を食べたり飲んだりしない。
         
虫歯はなぜできる
 健康な人の口にもばい菌がいます。そのばい菌を口腔常在菌と呼んでいます。ところが,次の4つの条件がそろうと虫歯ができます。
ばい菌(ミュータンス菌),    食べかす(砂糖),    歯の質,    時間
ミュータンス菌が口の中の砂糖を分解し酸を発生させ,硬いエナメル質(歯の表面)を溶かし虫歯になります。そして治療されない限り,虫歯は広がり,最後には歯全体が溶けてなくなってしまいます。

    
噛まない人はダメになる
 現代の日本人は噛まなくなっている。ビデオカメラで調べると,給食を食べるのに子供たちが噛んだ回数は一食平均689回。戦前の半分に過ぎない。
保育園児を対象にした別の調査では,あまり噛まないで飲み込む,口にためたままなかなか飲み込めないなど,咀嚼と摂食に問題のある子どもが全体の9%もいた。
噛まないのであごが発達せず,若い人たちの顔が細くなった,という説もある。
「あごが退化して,歯の生えるスペースの足りない子供が増えている。種としての衰退ではないか」と,危機が叫ばれている。
噛むことは想像以上に,心身に大きな影響を与えている。
よく噛むことは,肥満,歯の病気などの予防に有効なだけではない。
発音をはっきりさせ,脳の発達を促し,老化を防ぐ。
歯を食いしばらないと,瞬発力も出ない。
噛まないことが子供の視力を低下させている。

一口で30回,一食に1500回噛むことを習慣にしたい。
なぜ噛めない
離乳のさい咀嚼機能を学ばせない。
ミルクを無理に飲ませ,結果として食欲の発達を阻害してしまう育児方法。
軟らかく食べやすい食品が大量に供給された。
一方で生活のテンポが速くなり,食事に時間をかけなくなった。
これまで効率や便利さを求めて,生活の基本をおろそかにしてきた。
飽食も過保護もあたりまえ。
毎日の食事という,健康を自分で守る素晴らしい方法があるのに,ないがしろにしてきた。

戦後,日本の家庭から消えたものに夕餉(ゆうげ)がある。仕事や学校を終えた家族がそろって食卓を囲む。そこは家族の心のふれあいの場であった。それがなくなり,ばらばらに食べる家庭が増えた。
かって親は子に「よく噛め」「好き嫌いはいけない」「間食はほどほどに」と教えた。ところが今は「急いで食べて,早く塾に行って」という親が多い。これでは子供たちは食べ方の基本を学ぶことができない。

<早食い>肥満の元 遅く食べる人より平均5キロ以上重く
 国立健康・栄養研究所などの研究グループが全国の女子大生を対象に実施した大規 模調査で、早食いの人ほど太っている傾向があることが明らかになった。とても速く 食べる人は、とても遅く食べる人より平均5キロ以上、体重が重かった。「早食いは 肥満の元」という言い伝えが実証される結果となった。  調査は97年に全国22大学の18歳の女子大生を対象に実施した。食べる速さの ほか、身長・体重、食事の内容、生活習慣について聞いた。回答した1744人のう ち、摂取カロリーが過多や過少な人、生活習慣についての回答が不十分な人を除く1 695人分のデータを数年がかりで解析した。  食べる速さは「とても遅い」「比較的遅い」「普通」「比較的速い」「とても速 い」の5段階で、自己申告してもらった。申告の確からしさを調べるため、1大学 (222人)で友人にも評価してもらったところ、9割以上が本人の申告とほぼ一致 した。  解析の結果、身長と食べる速さとの相関関係がなかった一方、「とても速い」と答 えた人の平均体重は55.4キロ、「とても遅い」は49.6キロで、5.8キロの 差があった。体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割った体格指数BMIは「と ても速い」が22.0、「とても遅い」が19.6で、ゆっくり食べる人ほどやせて いる傾向があった。  1日当たりの摂取カロリーは早食いの人ほど多く、摂取カロリー当たりの食物繊維 の量は遅食いの人ほど多かった。また、早食いの人ほどダイエットに取り組んだ経験 のある割合が高かった。運動習慣やたばこなどの生活習慣と食べる速度との関連はな かった。  研究は「生活習慣や運動量などのばらつきが少ない」との理由から女子大生を対象 にした。現在は他世代の男女でも同様の調査を進めている。  同研究所の佐々木敏・栄養所要量企画・運営リーダーは、遅食いの人ほど食物繊維 の摂取量が多いことに注目し、「早食いの人たちは、食物繊維の少ない速く食べやす い食事をしているため、満腹感を感じる前に必要以上に食べてしまうのではないか。 早食いの人は、自然にゆっくり食べられる食べ物を選ぶよう心がけてほしい」と話し ている。(2004年8月 毎日新聞)         ゆっくりよく噛んで!
    
噛む事がボケを防ぐ
 ある調査では、ボケ症状を伴うアルツハイマー病の患者さんは、健常者に比べ若い時期から歯を失っており、その本数が多いほど痴呆の程度が重かったとしています。 さらに、ある老人病院での調査は、義歯の調子がいい老人の方が、不良の場合よりも痴呆が少ない事を示唆しています。また、診療に当たっていると、患者さんの家族から、入れ歯でよく噛めるようになってからボケが少なくなったとの話を聞くこともあります。 このように、よく噛むことは脳の活性化と密接に関連しているようです。平均寿命が延び、超高齢化社会と呼ばれる今日、ボケることなく最後まで充実した人生を送るためにも、歯を大切にしましょう。
 最近、咀嚼(良く噛むこと)と脳のはたらきや体の健康とのあいだに密接な関係があることがわかってきました。ある老人施設での健康調査では、20本以上の歯が残っている人には寝たきりの人がいなかったのに比べ、 歯の数が少なくても義歯も入れてない人に寝たきりの人や要介護の人が多かったそうです。
 そして痴呆のない人は痴呆のある人よりも歯の数が多かったのです。

 同様の報告が最近次々と発表されています。 一方、物を噛むと脳の血流が増えることが、PET(ポジトロンCT/陽電子放射断層撮影法)という検査装置を用いた研究で証明されました。脳の血流が増えれば脳の動きは活発になります。 どうやら噛む時に使う筋肉は脳へ血液を送るポンプの役目をしているようです。 このように歯の健康は脳の健康を保ち老化やボケをくい止めるためのひとつの因子であることが明らかになりつつあります。 日頃の心がけとしては、やはり歯磨きが基本でありますが、痛い歯がないか、入れ歯がきちんとあっているか、などきちんと噛むことが出来るような「口の中の環境」を整えてあげることが重要です。

 寝たきり老人や痴呆気味の老人の歯を調べてみると、ほとんどの人が入れ歯をしているが、その多くの老人が入れ歯がしっかり合わなくて、食べ物が食べにくいということです。
食べにくいから食べない、或いは食べにくいから柔らかいものばかり食べて噛むことをしない。 しかしそのような歯の悪い老人に、虫歯を治したり、しっかり噛める入れ歯を入れたりして、
きちんと噛めるようにすることによって、寝たきり老人が歩けるようになったり、痴呆気味の老人のボケが改善したという例も多いと言う。食べ物を噛むことによって、
 脳の記憶の中枢ともいえる海馬の情報伝達をになう遺伝子の働きが活性化するという。その為に記憶力が向上したり、老化を促進する活性酸素を減らす効果もあるという。
 また、PET(陽電子放射断層撮影法)という装置で調べてみると、食べ物をかんでいる時には、脳の神経細胞の酸素消費量が増え神経細胞が活性化していることが判るという。
このようにきちんと噛める歯は、老化防止やボケ防止にも大きな効能があるのですが、ではどのくらいの歯が必要なのでしょうか? 阪大医学部の調査によると
・21本以上---何でも噛むことができる
・16〜20本---だいたい食べられる
・11〜15本---かめないものがある
・6〜10本---あまりかめない
・5本以下---全くかめない
 ということです。歯を無くす原因は、虫歯と歯周病です。今さら言うまでもなく、予防は歯磨きです。歯のきれいな人は若く見え、知的に見え、健康的です。
 ところが歯を失うと噛む能力が衰えるだけでなく、容貌まで老けて見えます。健康な歯を維持するためには、子どもの頃から小魚を骨ごと食べたり、
 硬い物や食物繊維の多い食べ物をたくさん食べる事によって噛む回数を増やし、食後や寝る前の歯みがきを励行することは言うに及びません。どうか豊かな人生を全うするためにも、食生活と歯の健康管理に配慮して、ボケないように、寝たきりにならないように、「歯」を大切に致しましょう。

    
顎力は学力
 よく噛むと頭がよくなるとする報告もあります。固い餌を与えたネズミの方が、粉末の飼料を与えられた場合よりも記憶力がよかったとする報告や、人間でも固いものを給食時に与えられた幼稚園児の方が学習能力が高かったとする報告もあるようです。また、咀嚼値が高いと知能指数も高いとの調査もあります。このように、よく噛めることは成績にも影響する可能性もあるので、虫歯は放置せずにしっかり治療しましょう。
 幼稚園児を二つのグループに分けて、一方には給食のみを、他方にはそれに加え歯ごたえのあるものを与え、6ヶ月後に噛む力と知能テストの結果を比較した調査です。よく噛ませたグループの方が噛む力が増すとともに知能テストの点数もよい結果となりました。

    
歯周病,歯肉炎,歯槽膿漏
 タバコがガン・心臓病など全身疾病に関連するということは広く知られています。それにも関わらず、日本では未成年や若い女性の喫煙者が増加しており、 先進国の中でも喫煙率が非常に高い水準にあるのが現状です。タバコが舌癌など口の中にできる癌や、ある種の口内炎の発生に深く関わっていることは以前からよく知られています。 最近の研究では、タバコを吸う人は吸わない人に比べて、歯周病にかかりやすく、進行も早く、治療をしてもなかなか改善しないことがわかってきました。

 歯周病。それは歯と歯肉の境目に付いた歯垢(プラーク)の中の細菌によって歯肉が炎症を起こし、歯を支えている骨が破壊されていく病気で、 以前は歯槽膿漏(シソーノーロー)と呼ばれていました。この歯周病を予防するには、歯垢を歯ブラシや歯間ブラシを使って機械的に取り除くプラークコントロールが最も有効であることは、 皆さんよくご存知の通りです。ところが近年このプラーク以外に重大なリスクファクター(危険因子)があることが徐々に明らかになってきました。それはタバコです。

 喫煙をおこなう器官,それが口腔です。タバコの猛烈な毒物にまず晒される口の中の影響は意外と意識されませんが, あなたの身体を根本から破壊するに値するものなのです。
 まず,歯への影響を考えましょう。タバコ煙に含まれる多種多様な化学物質は4000種類といわれます。歯が溶け始めるのがph5.5〜5.7です。 その値より強い酸性化学物質に晒された場合歯は溶け始めます。また,喫煙により大小さまざまな唾液腺が影響を受け,唾液分泌能が低下します。 そうなると,唾液による自浄作用・口腔内のphの緩衝能力が低下します。したがって、歯の周囲のプラークが増殖・粘着性を増すことになり, そのプラークの中で作られた酸が歯を溶かすことになります。これがいわゆる虫歯です。普通虫歯になるリスク時間帯は,食事後30分ほどなのですが, 喫煙が一日中繰り返し習慣的に行なわれますので,喫煙者の場合常に虫歯のリスクが継続されてしまう恐れがあるのです。
 次に,歯を支える歯周組織への影響を考えましょう。 歯周病を作る細菌が,歯の周囲組織に侵入して起こる炎症が歯周病です。これに伴い歯を支えている歯槽骨が失われてしまいます。 いくら虫歯のない綺麗な歯を維持していても,歯周病によりその周囲の骨を失えば,歯は置き去りにされ,やがて抜け落ちてしまいます。 歯周病の怖さはここにあり,喫煙者に歯を失う人が多いのもこのためなのです。喫煙が歯周病を増悪するメカニズムは次のように説明されます。 タバコの煙の中には2,000種以上の有害な物質が含まれています。(大きく分けてタール、ベンツピレンなどの発ガン性物質、窒素酸化物、一酸化炭素、ニコチン、アンモニアです。 もっともよく知られているニコチンは、血管を収縮させることにより歯周組織の傷を治す能力が低下すると考えられています。そもそもニコチンという物質は猛毒で、 タバコ三本分のニコチンで大人一人を殺すことができるのですから。)その中でも、毒性が強くて、多く含まれているニコチン、タール、一酸化炭素が三大有害物質とされています。
 喫煙をすると、タバコの煙に含まれる有害物質は、肺だけでなく、口の中の粘膜や歯肉からも吸収されます。口の中の粘膜や歯肉の細胞は、タバコの有害物質が障害となり、 正常な機能ができなくなります。口の中の粘膜や歯肉の細胞の免疫力も低下し、正常な免疫機能がみだれます。すなわち、歯周組織の免疫担当細胞や線維芽細胞に負の影響を与えます。 このような状況下では、歯周病細菌に対して局所の抵抗力が弱まるので、歯周病菌は増殖しやすくなり、歯周病の発症・進行を助けることとなります。 タバコは、歯周病を悪化させることはもちろん、骨粗鬆症を促進することが原因とされているためです。歯を支える歯槽骨が骨粗鬆症になると、歯槽骨の吸収と喪失が促進され、 結果として歯を喪失するスピードを早めてしまいます。喫煙者が歯周病になる危険性(=歯周病リスク)一般にタバコを吸う人は、吸わない人に比べ3倍(ヘビースモーカーで5〜6倍)も、歯周病にかかりやすく、また2倍も多く歯を失っているという報告があります。 また喫煙本数と比例して歯周病が重症化することも分かっています。


 ニコチンによる血流阻害===歯肉の血流を悪くします。そのため、
歯肉に酸素や栄養が行き渡らず、抵抗力が弱まり、歯周病を進行させます。
また歯と歯肉の境目にある溝の中の酸素が不足し、酸素が大嫌いな歯周病菌にとって繁殖しやすい環境を作ってしまいます。
侵入してきた細菌と戦うべき免疫細胞たちは, タバコのニコチンにより血管が収縮され血流が失われたため,その防御すべき場所に到達できません。
 一酸化炭素による酸素供給阻害===タバコによって発生する一酸化酸素によって、 歯肉に酸素や栄養が行き渡らず、抵抗力が弱まり、歯周病を進行させます。
 ニコチンや一酸化炭素による歯肉の硬化===ニコチンや一酸化炭素によって、歯肉が繊維化し硬くゴツゴツしてくるために、歯周病が進行していても表面に炎症が現れず出血などの症状を、見逃してしまいがちになります。
 白血球の活動を抑制===白血球は歯周病菌と戦い、退治する役目を持っているのですが、タバコは白血球の機能を低下させる作用があります。 その結果、歯周病菌に対する歯肉の防御機能が低下して、歯周病が悪化しやすくなります。
 ニコチンが歯槽骨を吸収する破骨細胞を活性化===骨を溶かす細胞を活性化させ, より多くの骨を失わせるよう働いていることが解ってきています。
 新しい組織を作る細胞の増殖を抑制===タバコは歯周病の回復に必要な歯肉を修復する線維芽細胞の増殖を妨げる働きがあります。
  唾液の減少===唾液はタバコに含まれる有害物質を中和したり、歯周病菌の増殖を抑える働きがあります。タバコによって唾液が減少すると歯周病が悪化しやすくなります。
  免疫力の低下===タバコの中の有害物質により免疫力は衰え、炎症症状がでないまま歯周病が進行していくために、気付いた時には重度の歯周病になっていることが多くあります。 また、免疫力の低下により、治療しても症状が改善しにくくなります。

歯周病によりその周囲の骨を失えば,歯は置き去りにされ,やがて抜け落ちてしまいます。 歯周病の怖さはここにあり,喫煙者に歯を失う人が多いのもこのためなのです。 歯根面への付着歯根面のセメント質とよく結びつくため、スケーリングやルート・プレーニングなどの歯周治療の効果を台無しにしてしまいます。
※1:スケーリング…歯の表面の沈着物を取り除く治療
※2:ルート・プレーニング…歯根面に浸透した有害物質を取り除き滑らかにする治療
 歯周病以外のタバコの害歯周病を悪化させるだけでなく、タバコはお口の中にいろいろな悪影響を与えます。ヤニで歯が汚れるだけでなく、 メラニンが沈着して歯肉が黒くなり、線維性のゴツゴツした歯肉になります。また舌の表面の細かい突起部分に舌苔(歯垢と同じ細菌のかたまり)にまみれてヤニが沈着し、 ひどい口臭を発します。さらに味覚を感じる器官をヤニまみれの舌苔が覆い、味覚を鈍麻させてしまいます。タバコをやめると食べ物がおいしく感じるのはこのせいです。 また味が感じにくくなると、自然と味つけの濃いものに食事が偏り、これが高血圧等の生活習慣病の原因にもなりえます。口の中にできるガンのリスクを多いに高めるのも喫煙です。 また、口腔ガンにもタバコは関係しています。口腔ガンは男性に多く発症します。その危険度は、非喫煙者を1とした場合、ガン全体の死亡危険度の1.65倍をはるかに上回る 3.0倍になるというデータがあります。 喫煙することでジワジワと死に近づいていると言えるでしょう。
 余談ですが、
喫煙は老化を早めるということもわかっています。
    
《8020運動》80歳で20本の歯を残そうという運動です
(80キロになったら、20回の腹筋をしようという運動ではありません。でも、したほうがいいかな?)
 自分の歯が20本あると、何でも良くかむことが出来ます
 ◎歯の役割◎
★食べ物を良くかみこなせます。良くかむと唾液がたくさん出て、食べ物の消化を助け、栄養の吸収が良くなります
★毎日良くかんでいると脳へ良い刺激になりボケ防止になります
★歯がそろっていると正しい発音で話せるので人との会話も楽しくはずみます
★歯には容貌を整える役目もあります。歯が抜けると虫歯や歯槽膿漏はなくなりますが、歯の周りの骨もなくなり頬がこけ、顔つきが変わってしまいます
            【歯が抜けるのは「歯の老化」のせいではありません。主な原因は歯周病です】
 ◎歯周病12のチェックポイント◎
?歯を磨いた時、血が出ませんか
?食べ物が歯の間にはさまりませんか
?はぐきが赤く腫れていませんか
?歯ぐきが腫れたり、痛んだりしませんか
?歯ぐきがムズムズしませんか
?歯が時々しみる事がありませんか
?口臭がありませんか
?歯ぐきを指で押すと膿がでませんか
?朝起きた時、口の中が粘りませんか
?歯が長く伸びた感じがしませんか
?物をかむ時、歯がグラグラしませんか
?歯に歯垢や歯石がたまっていませんか
 ◎予防のポイント◎
★正しくていねいに歯を磨く
★規則正しい食生活習慣
★よく噛んで食べる
年に1〜2度は歯石除去と検診を!←これが一番いいことです!
 ◎入れ歯の手入れと扱い方◎
★食後は入れ歯を洗いましょう⇒流水下でブラシをかけて下さい
★入れ歯の変形に気をつけましょう⇒落としたり、割れたり、火に近づけると変形します
★入れ歯の取り外しに気をつけましょう⇒口をゆすいでから取り外しをすると良いでしょう
★寝る前に入れ歯を外し、外した入れ歯は水につけておきましょう⇒乾燥させるといけません
★残った歯を大切にしましょう⇒食後の歯磨きを心がけましょう
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